山崎雅男の発言 (文教科学委員会)

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○政府参考人(山崎雅男君) お答え申し上げます。
 まず、学校施設の認識でございますけれども、学校施設は、子供たちの学習、生活の場であるとともに、災害の避難所ともなるなど、地域のコミュニティーの拠点となっております。こういったことから、安全、安心な教育環境を確保していくことが不可欠であるというふうに考えております。このことは、学校施設の整備を進める上での土台として、コロナ禍においてもより一層重要になるというふうに考えております。
 このような観点から、文部科学省においては、これまで非構造部材も含めて学校施設の耐震化を最優先して取り組んできました。公立及び国立学校施設においては、構造体の耐震化はおおむね完了したところでございます。私立学校施設については、引き続きその早期完了を目指して最優先に取り組んでいるところでございます。
 他方、昭和四十年代から五十年代にかけて整備された学校施設が一斉に更新時期を迎えております。老朽化等により外壁などの脱落事故等が発生しており、老朽化が著しい学校施設について一刻も早く対策を講じる必要があるというふうに考えております。
 また、現在、気候変動等の影響による災害の激甚化、頻発化や、猛暑に起因する健康被害、御指摘の新型コロナウイルス感染症への対策など、様々な課題への対応が求められておるというふうに考えております。文科省としましては、子供たちの命と健康を守るという社会的要請にしっかりと応えていく必要があるというふうに考えております。
 このような状況の中で課題に適切に対応していくためには、小中学校等における学校施設整備につきましては、老朽化した施設の計画的、効率的な長寿命化を図りつつ、様々な学習活動に対応できる自由度の高い空間の整備や激甚化する災害から子供たちを守るための防災機能の強化、また、今年度、公立小中学校はバリアフリー基準への適合義務化への対応、感染症対策としてのトイレや給食施設の整備、空調設備の整備等の衛生環境の改善、学校施設と他の公共施設との複合化、共用化を図るなど、子供たちにとっても地域の方々にとっても安全で安心な教育環境の実現を図ってまいります。
 次に、大学施設につきましてでございますけれども、簡単に。
 先ほど申し上げた状況に加えまして、大学改革や研究力強化といった課題にも適切に対応していく必要があるというふうに考えております。産業界や自治体等を巻き込んだ共創拠点の整備を進めてまいりたいというふうに考えています。
 さらに、災害でございますけれども、防災機能強化の観点では、防災・減災、国土強靱化をしっかりと進め、災害に強い学校づくりを進めてまいりたいというふうに考えています。
 文部科学省としては、様々な災害や感染症などの課題に対し、子供たちの安全、安心な教育環境の確保に向け全力で取り組んでまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 山崎雅男

speaker_id: 6787

日付: 2020-07-22

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会