今里讓の発言 (文教科学委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府参考人(今里讓君) 国難とも呼ぶべき現状におきまして、人々の心を癒やし勇気付ける文化や芸術の力が必要でございまして、その灯は絶対に絶やしてはならないと考えております。
そのため、文化芸術の関係者が活動を継続し、技能を向上するための積極的な取組等への支援を行うこととしております。まずは必要とされているところに確実に支援が届くように、分かりやすい情報提供と迅速で円滑な事業の執行に取り組んでまいりたいと考えております。
また、文化芸術の担い手は小規模な団体やフリーランスで活動される方が多く、活動基盤としては脆弱であるため、今後、第二波、第三波が生じた際の危機管理という観点からは、文化芸術団体等の活動実態の明確化、活動基盤の強化が必要です。この課題に文化芸術界と一緒に取り組んでいく必要があるところでございます。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と文化芸術活動の両立、これが非常に重要であると考えてございます。科学的根拠に基づいた現実的なガイドラインの基準となりますように、内閣官房において議論が行われていますガイドライン等の推移を注視をするとともに、現場の声を届けるなど議論に協力してまいります。
また、文化芸術に直接触れることにより大きな感動を得られることを前提にしつつも、新たな日常における文化芸術活動としては、例えばオンライン配信によって場所を選ばずに文化芸術を楽しむことができるようになったり、ICTを活用してこれまで接点がなかった者が作品を共同制作することができるようになったりすることも文化芸術の新たな発展の可能性でもございます。文化庁としても積極的に支援をしていきたいと考えております。
確かに、コロナ禍は文化芸術界のみならず社会全体に大きな打撃を与えるものではございますが、むしろこれは文化芸術基本法、それから文化芸術推進基本計画に言う文化芸術の本質的価値、それから社会的、経済価値などの多様な価値を発揮する好機であると捉えて、真の文化芸術立国の実現に向けて政策を展開してまいりたいと考えております。