大隅洋の発言 (文教科学委員会)
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○政府参考人(大隅洋君) お答えいたします。
海外に渡航、滞在する邦人の保護、外務省の最も重要な責務の一つでございます。今、世界各地で国境閉鎖や外出禁止措置等により邦人旅行者等が行動の制約を受けている事例や、航空便の突然の運航停止により影響を受ける事例が発生しております。こうした中で、出国困難な状況にある邦人の方々の出国に向けて、各国の在外公館が支援を行ってきております。
例えば、ペルーによる民間チャーター機の運航に当たっては、在ペルー日本国大使館が出発スロットの確保のためペルー政府と調整に当たりました。また、留め置かれた邦人等の希望の取りまとめや搭乗者が空港まで安全に移動するための協力等、全面的な支援を行ってまいりました。これにより、駐ペルー台北経済文化事務所が手配したチャーター機では邦人旅行者二十九名、旅行会社が手配したチャーター機では邦人旅行者百四名が、それぞれ日本時間三月二十九日及び三十日にペルーを出国することができました。
また、ポーランドにおいては、ポーランド政府は、日本に在留する自国民がポーランドに帰国できるよう、特別チャーター機の運航を決定しました。これに当たり、同国政府と在ポーランド日本国大使館が連携し、日本への帰国を希望するポーランド滞在中の邦人も同機に搭乗することとなり、結果、四月二日夕刻に約八十名の方々の日本への帰国が実現することとなりました。
今後とも、外務省としては、出国を希望する邦人の方々の状況把握に努めるとともに、その方々への支援のため、移動制限緩和に向け現地当局への働きかけを行ってまいるとともに、また、各国ごとにどういった出国手段が最もふさわしいかや邦人の方々がどのような希望をされているかなどを踏まえて、帰国手段の確保に向けて丁寧に、かつしっかりと対応してまいりたいと存じます。