丸山洋司の発言 (文教科学委員会)
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○政府参考人(丸山洋司君) お答え申し上げます。
今後の学校再開に当たっては、社会全体が長期間にわたりこの感染症と付き合っていかなければならないという、そういった認識に立ち、その上で、御指摘の新しい生活様式の考え方も踏まえつつ、可能な限り感染リスクを軽減をさせながら、地域の感染状況に応じて段階的に実現可能な学校教育活動を実施していくことが重要であるというふうに考えております。そのため、現在、学校において新しい生活様式を踏まえた取組が円滑に進むよう、学校における新型コロナウイルス感染対策に関する衛生管理マニュアルの作成準備を進めているところでございます。
また、児童生徒の学習機会の確保につきましては、まずは最終学年などを優先した登校日の設定や分散登校の実施といった工夫をしていただきつつ、学校再開後は、時間割編成の工夫や長期休業期間の短縮、土曜日の活用などにより、学校における指導を充実していただくことが重要であるというふうに考えております。また、年度内に指導を終えるように努めても、なお臨時休業や分散登校の長期化などにより指導を終えることが難しい場合には、特例といたしまして、最終学年以外の児童生徒について次年度以降を見通した教育課程を編成すること、また、学習指導要領に定める内容が効果的に指導が行えるよう、授業における学習活動を重点化することも考えられることなどにつきまして、五月十五日付けで通知でお示しをしたところであります。
また、高校入試の関係でございますけれども、高校の入学者選抜におきましては、特定の受験者が不利益を被らないよう配慮することが重要であると考えられます。令和三年度高等学校入学者選抜における出題範囲や内容、方法については、地域における学習状況を踏まえ、例えば、中学校三年生からの出題が適切な範囲となるように設定をする、また、問題を選択できる出題方式とする、また、さらに面接や作文等の学力検査以外の方法も用いるなど、実施者の判断において工夫を講じていただくことを五月十三日付けの通知で依頼をしたところであります。
また、感染症対策や児童生徒の学びの保障をしっかりと行えるよう、学校や保護者への支援策といたしまして、学校全体における指導体制充実のための教員の加配、学習指導員、スクールサポートスタッフの追加配置、さらに、学校現場が教材、消毒液の購入などに弾力的に活用できる経費の支援などについて、引き続き全力で取り組んでまいりたいと考えております。
今後、長期間この新たな感染症とともに社会で生きていかなければならない状況の中、各学校において感染症対策や児童生徒の学びの保障をしっかりと行えるよう、文部科学省としても引き続き全力で取り組んでまいりたいと考えております。