尾身茂の発言 (予算委員会)
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○参考人(尾身茂君) お答えいたします。
死亡率がほかのG7に比べて低いのは幾つかあると思いますけど、一つは、まあこれはほぼ間違いないと思いますけど、日本の医療アクセスの良さですね、国民皆保険というのが一つあったことはほぼ間違いないんじゃないかと思います。
それから二つ目は、最近よく議論になっていますけど、保健所の機能、今疲弊しているという問題がありますけど、保健所が地域におけるCDCというような役割を果たしたということが二つ目にあったと思います。
それから三番目には、これはこの前の緊急事態宣言のときもそうですけれども、余り強い法律的な強制力がないにもかかわらず、国民の多くの人が極力八割、最低七割という国からの要請に応えてくれたという国民の協力、それから、ふだんの健康意識というのがあった。この三つ。
さらに、その二つに、簡単に申し上げますと、日本の一つの理由は、最初中国から来た第一波、欧米からの前にですね、これを日本はほかの国に比べて比較的早く探知して、感染の立ち上がり、急速じゃなくて徐々に行ったということがあったと思います。
それから最後になりますが、これは最近になっていろいろ国際的にだんだんと理解されるようになってきましたけど、日本のクラスターサーベイランスというのが特に、今日は詳細は申し上げませんが、後ろ向きのサーベイランスという極めて日本にユニークなことがかなり効率的だったと。
その他いろんな理由があると思いますけど、今申し上げたようなことは比較的貢献をした、それプラスいろんなことは更にあるかもしれませんが、今のところそんなような感じだと思っています。