尾身茂の発言 (予算委員会)
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○参考人(尾身茂君) お答えいたします。
先生も御存じのように、ウイルスは塩基のレベルでは変異を毎日起こしているわけですよ、毎日のように。今のところ、今のところはですね、いわゆる病原性とか感染性という意味で大きな変化はないんですね。したがって、これからどうなるかということは、ウイルスの要素じゃなくて、人間側、社会側の要素が極めて重要、我々がどう行動し、どう対応していくかということに懸かっていると言っても私は過言ではないと思います。
そういう中で、先生の御質問は、これどうなるかということは、私は、今新規の感染者については、重症者の人はまだいるので予断、警戒はこれからも続けていく必要がありますが、新規の感染者は少しずつ下がっている。ここでこのままもう少し下がってくれることをもちろんみんな願っていると思いますけど、一つ注意しなくちゃいけないのは、これはもう先生方御承知のように、この感染症は、新型、いわゆるインフルエンザとは違って、クラスターを介してどんどんと拡大感染がしていますので、これからもまた、今いい方向には来ているんですけど、またいわゆる大人数でお酒を飲む、三密をする、そういう我々がまいている、そのことが起きると、またぞろ起きる可能性はある。そこを十分みんなが、社会のみんなが協力するとそういうことが防げて、もう少し。
これは、だから、努力次第というか、我々の、社会の人々の行動、それから、いろんな対策によってどうこうで、いわゆるどうなるかというふうに占うようなことはできないので、これは我々の社会の意思に懸かっていると私は思っています。