竹森俊平の発言 (予算委員会)
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○参考人(竹森俊平君) 私は、ちょっとこれ、医療専門家じゃないんですが、いろいろと考えまして、一つは、やっぱり全員、国民全部を検査できるとかそういう場合は別で、もし全部検査できないとすれば、例えば、八割は検査できるけど二割その検査し残したというんで、じゃ、二割は、もう八割やったんだからいいでしょうといって勝手にさせたら、そこから感染が爆発するわけですよね。
精度も、精度のことも非常に大事で、私は、東大だって一〇〇%利口な人だけ取っているわけじゃないかなとか思っていたんですが、例えば九割は正しく見たけど一割は間違っていた場合、そのやはり一割から爆発するわけですね。ということは、我々、限られた検査能力を持っていたとすると、それを有効に一番危ないというか可能性の高いところに投入しなきゃいけない。私の考えるところ、その症状が、例えば四日間熱が出ているわけじゃないけど何かおかしいという、その辺りはやっぱり可能性が高いから、先ほど脇田参考人もおっしゃいましたが、そういう方がまず検査を受けられる、この体制をともかくつくることが第一だと思います。
それから、アプリについては、これから、これアプリというのはこれから出てきて、プライバシーの問題と、それと安全性の問題のジレンマが起こります。
今の私の知る限り、アプリというのは、本人の名前はどこにも知らさず、それから感染者が誰だったかも知らさず、ただ何か感染がありましたということが、シグナルが来るだけだということですね。もっとこれを有効にするためには、本人が分かり、どこにいるかが分かり、感染者が誰かだか分かるというのがいいですが、これはコンセンサスというか、要するに本人の同意を得て、その上でそれを登録してもらうというようなことをすればある程度その緩和ができるので、それぐらいのことは進めた方がいいんではないかと私は思います。