脇田隆字の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(脇田隆字君) お答えいたします。
接種勧奨、努力義務についての御質問だと思います。
まずその前提となるのが、このワクチンがどのようなベネフィットがあって、どのようなリスクがあるかということになろうかと思います。つまり、有効性がどの程度であって、また一方ではその副反応がどの程度生じるか、それがまたさらに年代によったり、それから基礎疾患によっても異なるであろうということが今現状では予測されています。
そういったことがあり、もちろん重症化がしやすい高齢者の方であったり基礎疾患を持たれる方にとっては、このワクチンを接種することによってその重症化、そして死亡のリスクを下げることが期待されるということが今徐々に臨床試験の結果で分かりつつあるのだろうというふうに認識をしています。
ただ一方で、若い世代の方、それから、先ほど片山先生からもお話ありましたけれども、小児の方であれば、そもそもその発症したり重症化したりするリスクは少ないと考えられます。ただ一方で、そういった若い方が感染をして、そして社会にその感染が広がるというリスクもあるわけですね。そういったリスクとベネフィットのバランスを十分に勘案する必要があると思います。それがもう少し明らかになった時点でこの努力義務であったり接種勧奨というものを定めていく必要があるのではないかなと。
現時点では、だから、どちらがいいのかと問われますと、それはやはりもう少しこのワクチンの有効性、安全性を見極めてから決めることが必要ではないかと現時点では考えております。