片山和彦の発言 (厚生労働委員会)

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○参考人(片山和彦君) まず、今流行しているウイルスについてお話しします。
 日本で流行しているウイルスと海外で流行しているウイルスは基本的に同じです。遺伝子の変異速度が速いという報告もありますけれども、このウイルスは基本的に遺伝子の変異速度は遅いんです。非常にゆっくりしている。なので、ウイルスの違いによって重症者の数ですとかそれから重症化の年齢層が違うとか、そういうことが起きているわけではありません。
 では、人種の違いによって、また遺伝子の違い、ヒト側の遺伝子の違いによってそういったことが起きているのかというのは、今、慶応大学を中心とするコロナウイルスタスクフォースという研究班も結成されまして、全ての日本の方の遺伝情報を片っ端から読み解くという作業をしていますが、今のところ目立った特徴は見出されていません。ただ、遺伝情報を読み解くにはかなりの時間が掛かりますし、それから遺伝子の数も必要になってきますので、もう少し時間が必要だと思います。
 さて、問題ですけれども、実際に日本の状況と海外の状況で、海外の状況で使われているワクチンの有効性をそのまま持ってきて日本人に使っていいのかということですが、これは、同じ人間としては大体遺伝情報ってそんなに差がないので、劇的な違いは起きないだろうというふうに私は思います。ですから、小規模の第二相の試験で目立った重症、重篤な副反応が出ないのであれば、恐らく同じ傾向を示すだろうというふうに判断してよいのかなと思います。

発言情報

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発言者: 片山和彦

speaker_id: 25895

日付: 2020-11-26

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会