宮島喜文の発言 (財政金融委員会)
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○宮島喜文君 ありがとうございました。対応はうまくいったという今御判断のようにお聞きいたしました。
では、この新型コロナウイルス感染症が経済に与える影響と今後の見通しについて具体的にお尋ねしたいと思います。
このコロナ禍にあって、日本経済は依然厳しい状況にあるんではないかと思うわけでございますが、一方、各種政策も、先ほど大臣からもお話がございましたように、効果を上げて回復の兆しにあるというふうにも見られるところでございます。
しかしながら、ただ、この経済の回復のペースでございますが、慎重な見方もございます。例えば、民間のエコノミストには、二〇二〇年度に五・七%ぐらいの落ち込みを見込んでいる一方、二〇二一年度の回復は三・四%にとどまるんではないかという見方もあるわけでございます。
GDPの五割を占めるこの個人消費、これについては、持ち直しているとはいえ、やはり外出の自粛などの影響もございまして、まだ引き続き弱さも見られるんではないかと思います。
また、欧米では今感染者が再拡大しているという状況にございますから、そういう中で、我が国も感染者が増えているということを考えますと、仮にこういう状態が続いていきますと、内外の経済の先行きの不透感というものも強くなれば設備投資などは冷え込みが生じてくると、こういうことになろうかと思います。その結果、今懸命に努力して持ちこたえている企業の倒産や働く方の失業など、こういう問題も起こってくるということが懸念されるわけでございます。
こうした行き先に対する懸念を打ち消し、力強い成長を実現していくためには、やっぱり国民のこの感染リスク、これに対する不安を払拭していくということが必要ですし、この感染拡大防止とそして経済活動、本格的にこの両立をしていかなきゃいけないということが今後も必要不可欠な問題と考えているところでございます。
経済財政政策、今申し上げましたが、感染防止と経済活動の両立をする観点から考えて、まずは足下の経済動向、これをどのように評価しているか、そして今後の行き先について、これ、力強い回復が実現できるのかどうかということをどのように考えているか、財政当局の認識というものをちょっとお伺いしたいと思います。