福井仁史の発言 (内閣委員会)

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○政府参考人(福井仁史君) 済みません、経緯と趣旨につきましては私から御説明をさせていただいてよろしいかと思いますので、答弁させていただきます。
 日本学術会議の会員の半数改選、これは、平成二十九年に行われました後、平成三十年の実は十月の総会までの間に、定年により三人の欠員が生じておりました。その後任になる会員を選考、任命することが必要となったのでございますが、このうちの一人につきましては、平成三十年十月総会の承認提案を行わなかったことがあったと承知しております。
 御指摘の平成三十年の文書は、以上のような経緯や、任命権者側から定数以上の推薦を求められる可能性があったことなどから、その後の推薦作業のため、日本学術会議事務局として、従来からの推薦と任命の関係の法的整理、これをもう一度確認するために作成したものでございます。
 その内容でございますが、日本学術会議会員の任命につきまして、憲法第十五条第一項において、公務員の選定は国民固有の権利であると規定されていることからすれば、任命権者たる内閣総理大臣が国民に対し責任を負えるものである必要があると、したがって、学術会議による会員候補者の推薦を十分尊重しつつも、任命権者たる内閣総理大臣が必ず推薦のとおりに任命しなければならないわけではないと。これは、昭和五十八年に選挙制が廃止され任命制になったときからの内閣法制局の了解を得た、経た政府としての一貫した考え方であるということでございます。
 平成三十年の文書は、こうした考え方を整理して、内閣法制局とも御相談をさせていただいたものと承知しております。

発言情報

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発言者: 福井仁史

speaker_id: 33470

日付: 2020-11-17

院: 参議院

会議名: 内閣委員会