尾身朝子の発言 (外務委員会)

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○尾身委員 ありがとうございました。
 国際機関のトップのポストというのも是非獲得をしていただきたいというふうに思います。
 私は、政務官として、国際司法裁判所の岩沢雄司判事の再選や、万国郵便連合、UPU国際事務局長選挙の目時政彦氏への協力要請を各国に対して行ってまいりました。また、過去には、緒方貞子国連難民高等弁務官、天野之弥国際原子力機関事務局長などが日本人として活躍されました。
 政府や外務省のみならず、我々国会議員も、機会を捉えて候補者のPRに励む必要があります。総力をもって国際機関のトップのポスト獲得に臨むこと、そのためにも、なるべく早い段階での候補者の選定が必要だと強調させていただきます。
 次に、世界各国の日系人社会との連携強化についてお伺いいたします。
 先ほども述べましたが、私、外務大臣政務官として、昨年の九月まで茂木外務大臣の下で仕事をさせていただきました。コロナ禍のため、二〇二〇年二月、国連人権理事会に出席したのが在任中の最後の海外出張となりました。
 様々な活動の中で、とても印象深く、また心に深く残っているのは、日系人の皆さんとの交流でした。日本から三十二時間かけて到着した南米パラグアイを始め、訪問先で出会った日系の方々はとても温かく迎えてくれました。日本文化、日本食、日本語を大切に若い世代に伝えていく。各地に移住して大変な御苦労をされた方々が祖国日本への尊敬と誇りを持って頑張っておられる姿に、大変胸を打たれました。政務官など日本政府の人間が実際に現地を訪れることは、日系人社会と現地の政府や財界などと新たなネットワークをつくり出すことができ、大変有意義であると感じました。
 このように、現地に赴き、日系人の皆様と関係性を構築することも大切ですが、多くの方が自分たちのルーツである日本への訪問を切実に願っている姿も目の当たりにしました。特に、若い世代の御家族に対して祖国日本を見せたいという思いを強く持っておられました。
 毎年、公益財団法人海外日系人協会の主催で海外日系人大会が開催され、多くの在外の日系人が招待され、相互理解の増進に寄与しています。しかしながら、去年はコロナ禍ゆえ中止とされ、代替イベントの海外日系人オンラインフォーラム二〇二〇「コロナの時代を乗り越える世界の日系人」が開催され、茂木大臣もビデオメッセージを送られました。
 直接お会いすることができなくなってしまった今、このように在外日系人との連携も新しい形を模索する必要があるのではないかと考えています。この点について外務省の見解をお聞かせください。

発言情報

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発言者: 尾身朝子

speaker_id: 25655

日付: 2021-04-02

院: 衆議院

会議名: 外務委員会