中谷真一の発言 (外務委員会)

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○中谷(真)委員 ありがとうございます。
 経済産業省にお答えいただいたんですが、半導体を取って、基金を二千億積んだという話でありましたけれども、この半導体に関してだけ申し上げても、米国は今回、この研究開発投資に三・八兆積んでいます。さらには、欧州は十八兆、そして、中国は十兆を超えるというふうに言われています。さらに、台湾は二・七兆円ですよ、これ。これはちょっと桁が違うんですよね。本当に守り切れるのかとすごく心配になってくるわけであります。
 ただし、政策判断としては、やはり経済産業省だけに任せる話じゃない、政府全体として、もうそういうふうな大きなかじを切って、もちろん、これは総理に発信していただかなければいけないぐらいのことだというふうに思うんです。茂木大臣には是非そこを主導していただきたい。これはもう本当に、非常に重要なことだ。中国に本当にチョークポイントを握られてしまうと、私は、日本国として何も言えなくなってくるということになっていくのではないかという非常に心配をしているところであります。是非、大きな政策判断としてかじを切っていただきたいというふうに思うところであります。
 更に質問を続けたいと思います。
 今回のRCEPを締結する上での一つの理由といたしまして、ASEANを守る、中国にASEANを取られないようにというのも一つの理由だったというふうに思っておるところであります。このASEANをどう今後つなぎ止めておくのか、そういった戦略が必要だというふうに思います。ですから、ここは、RCEP内でのルール形成、こういったところには日本のプレゼンスをしっかり発揮をしていかなければいけないと思いますし、さらに、ASEANに対しての、安全保障、またその他ODA等、こういったことで支援をしていかなきゃいけないというふうに考えているところであります。
 そして、もう一つは、今回のRCEPと軌を同じくしておりますけれども、TPP11があるわけであります。これは米国が抜けてしまいましたが、私は、この枠組みが今後重要になってくるのではないかというふうに思っているところであります。もちろん、米国の復帰、さらには、ASEANも一部しか入っていませんから、ここにASEAN、残りの国を誘導していく、こういったことを行って、やはり、私どもの安全保障、さらに価値観を同じくする国々との経済圏、こういったものも形成していく必要があるのではないかというふうに考えているところであります。この点について、外務省の見解をいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 中谷真一

speaker_id: 7837

日付: 2021-04-09

院: 衆議院

会議名: 外務委員会