大西宏幸の発言 (外務委員会)

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○大西大臣政務官 尾身委員にお答えをさせていただきます。
 ACSAは、締約国それぞれの国内法令の規定に基づき実施される物品役務の提供に際し、その実施に必要となる決済手続等の枠組みを定めるものです。ACSAの締結及び関連規定の整備により、無償で物品貸付け等が可能となり、手続もより簡素化されます。
 仮にACSAがなければ、相手国に対し物品の提供、貸付けを行うことができず、その場合には、物品を融通する訓練等の個別の場面に応じ、物品の提供に関わる貸付料等の適正な価格について相手方と都度交渉した上で徴収する必要が生じることとなります。また、相手国から提供された物品の決済手段として物品を提供することができないこととなります。
 このように、ACSAが締結されていない場合、共同訓練等の様々な場面において必要な物品の提供を円滑に行うことが困難となります。
 ACSAを締結することにより、自衛隊と相手国軍の間の物品役務の相互提供に適用される決済手続等の枠組みが定められることとなり、両者の間で物品役務の提供を円滑かつ迅速に行うことが可能となります。
 自由で開かれたインド太平洋の維持強化に向けた取組を推進する上で、インド洋に面する大国であり、我が国の同盟国である米国や豪州などとともに安全保障上の協力関係を構築しているインドとの協力、連携は欠かせません。
 実際には、日印間で、二国間共同訓練のほか、昨年十一月の日米印豪によるマラバールや本年四月の日仏米豪印によるラ・ペルーズなど、米国や欧州、豪州を含む多国間共同訓練も活発に実施をしてきており、日印ACSA締結は、こうした共同訓練を含む日印間の防衛協力、交流の更なる進展に寄与するものと考えています。
 防衛省・自衛隊としましては、今後、日印ACSAも活用しつつ、両国間で共同訓練を含む実践的な協力や交流を一層強化し、自由で開かれたインド太平洋の維持強化を図り、地域と国際社会の平和と安定に引き続き積極的に貢献していく考えでございます。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 大西宏幸

speaker_id: 17521

日付: 2021-04-23

院: 衆議院

会議名: 外務委員会