源馬謙太郎の発言 (環境委員会)
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○源馬議員 ありがとうございます。
特に漁網やロープといった漁具について、海洋プラスチックの多くを漁具が占めていると認識をしております。
環境省が毎年行っている海洋ごみ調査によると、漂着ごみから流木などの自然物を除いた人工漂着物のうち、例えば石川県羽咋では八四%が、北海道函館でも七六%が漁網やロープなどの漁具などとなっておりまして、その他の地域においても漂着ごみの中で漁具が占める割合は非常に高い状況にございます。
こうした海洋に流出した漁具は、ゴーストネット、ゴーストギアとも呼ばれ、ウミガメや鯨といった海洋生物に絡まるなど、野生生物への被害も生じております。加えて、流出した漁具は、魚と一緒に底引き網などにかかることや漁船のスクリューなどに絡みつくこともあり、漁業の妨げにもなっております。
一方で、漁具は漁業を営む方々にとって必要不可欠なものであり、発生抑制や代替製品の開発等を行いつつ、漁業現場においても、使用済みの漁具を海洋へ流出させないよう、漁具の適切な使用、処理を推進していく必要があります。
また、海洋に流出した漁具については、積極的に回収し、処理する取組を進めていくことが求められております。
私たちの法案では、まず、漁具に係るプラスチック廃棄物等の状況について調査を行うとともに、その調査の結果を踏まえ、漁具の発生量の削減に資する対策を講じていくという考えです。
具体的には、EUで導入されております漁具における拡大生産者責任の導入、海洋で生分解する素材への転換への支援、あるいは自治体や漁業者等への回収費用等の支援を始め、効果的な対策を、漁業者及び国民の皆さんとともに、十分に対話を行いながら講じていきたいと考えております。