安藤高夫の発言 (厚生労働委員会)
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○安藤(高)委員 自由民主党の安藤高夫でございます。
本日は、質問の機会、ありがとうございます。
まず最初に、今回の法案における議論のベースとなっておりますコロナの支援策についての質問をさせていただきまして、その後、それを踏まえて今回の法案についての質問をさせていただきたいと思います。
では、第一問ですけれども、クラスターの支援の問題でございます。
全国的に病院におけるクラスターが頻発しておりまして、都内においても、都内は大体六百五十病院ぐらいありますが、そのうち何と百四十病院がクラスターを起こしている。この二、三日でも、二病院ぐらい、また増えました。クラスターは今や全ての病院において他人事ではない、そう思っています。クラスターが発生すると、保健所より一定期間新規の入院を止めなければならないというような命令が来ます。そうしますと、病院の経営としても非常に大きな打撃を被ります。
クラスターが発生した病院に対する支援策としては、ゾーニング等をしながらコロナの患者さんの入院をさせる場合、重点医療機関とみなして、これに関しては支援金の対象になったことに関しては、非常にこれは評価できると思っています。しかし一方、複数の病棟にわたってクラスターが発生した場合、要するに様々な病棟で陽性の患者さんが出てしまった場合、これは支援金では大変難しい、厳しい実態もあるようです。
それで、私の方で、クラスターが発生した病院さんに対して、申し訳ないんですけれども、ちょっと何病院か電話をして、実際どれぐらい厳しいのかということを聞いてみました。
そのところ、大規模な急性期病院においては、一か月当たり九億五千万です、約十億円。これは一か月じゃ済まないですから、早くても三か月ぐらいは入院を止めなければいけませんから、そうすると、三か月だと三十億円。この時点でもう病院の経営はアウトになってしまうような状況だと思います。次に、ある中規模のリハビリテーション病院においては、一か月当たり一億円。ある大型の慢性期の病院でも一か月当たりやはり一億円の損失が出るということで、大変厳しい状況に見えてきます。
今後、第四波を想定していかなければならない中で、コロナ患者さんを受け入れていない病院についても、ポストコロナの患者さんの受入れとか、コロナ患者の受入れ病床の設定に、勇気を持って積極的に取り組んでいかなければならないと思っています。そういうことも含めて、今後もクラスターが発生した場合に、しっかりとした支援が必要ではないか、そして、自信を持ってコロナの患者さんを受け入れるというような体制づくりが必要ではないかと思っています。
今後の方針について、厚生労働省の見解をお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。