瀧本寛の発言 (文部科学委員会)
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○瀧本政府参考人 お答え申し上げます。
ソサエティー五・〇時代の到来や、子供たちの多様化の一層の進展、今般の新型コロナウイルス感染症の発生等も踏まえまして、ICT等を活用した個別最適な学びと協働的な学びを実現するとともに、今後どのような状況においても子供たちの学びを保障することが不可欠であり、そのため、今回、義務標準法を改正し、学級編制の標準を現行の四十人から三十五人に引き下げることとしました。
ICT環境の整備と、その効果を最大化する少人数学級の実現を車の両輪として進める中で、学習履歴、いわゆるスタディーログを効果的に利活用しつつ、より双方向型の授業を展開し、教師がこれまで以上に子供の成長やつまずきなどの理解に努め、個々の興味、関心、意欲等を踏まえてきめ細かい指導を行うこと、一人一人の意見表出機会を増やし、多様な他者とともに問題の発見や解決に挑むという観点からの授業改善を図っていくこと、子供が自らの学習の状況を把握し、主体的に学習を調整することができるように促していくことなどによる指導の改善を図っていくことが必要です。
御指摘のチームティーチングにつきましては、複数の教員が協力して授業を行うことで、例えば、個別学習やグループ指導、習熟度に応じた学習が可能になり、個に応じた指導の充実によりまして授業の質が向上する、あるいは、教員が互いに切磋琢磨することで、指導能力の向上や教材研究の深化が図られるといった効果が期待されるところでございます。
少人数学級の推進に加えまして、このチームティーチングなどの指導の工夫改善も通じて、次代を生きる子供たちの資質、能力を育成していくため、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく全ての子供たちの可能性を最大限に引き出す令和の日本型学校教育の実現に向けて、しっかりと取り組んでまいります。
以上です。