菅原淳一の発言 (外交防衛委員会)
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○参考人(菅原淳一君) ありがとうございます。
基本的に、今、木村参考人がおっしゃったことに同意するものでございますけれども、我々も当然、このEPA等が過去に結ばれたもの、どんな効果があったかという検証をするという作業はするわけですけれども、大きく言いますと、例えばここ十年、二十年で見てみますと、グローバルな金融危機があったり、まさにこのコロナがあったり米中対立があったりということで、なかなか貿易に関しては逆風の要素も多くあって、EPAの効果としてどの部分を取り出すべきかというのはなかなか難しいところがあるということで、検証も難しくなっているということは事実としてあるということであります。
ただ、一方で、必ずしも雇用ということではないかもしれませんが、国民生活の向上という観点からすれば、やはりこれまでに結んできたEPAというのは役に立っているというふうに感じております。
それは、単に消費者に大きな選択肢を与えるとか、より安いものを、製品を供給するといったことだけではなくて、例えば、日本としてEPAを結ぶために個人情報保護を強化していったりとか、様々な国際標準に合わせるための国内改革を行ったと。今まさに木村先生の方から国内改革とセットが重要だということでありましたが、日本自身もこのEPAを締結するに当たって国内改革を進めてきたと、そのことがやはり国民生活を向上させてきたということは言っていいのではないかというふうに考えております。