菅原淳一の発言 (外交防衛委員会)
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○参考人(菅原淳一君) 一番は、やはりまずWTOの立て直しということは忘れてはならないということはあると思います。
その上で、今まさにおっしゃったように、RCEPはインドが抜けたこと、離脱したことは痛手だと申し上げましたけれども、じゃ、インドを待っていたらどうだったかということを考えますと、やはり私は、RCEP先に発効させて、参加していないことのデメリットというのを顕在化することがインドをRCEPに引き戻すための重要な誘因になるだろうというふうに考えております。
そうした意味で、インドをRCEPに戻すとか、あとTPPに関して、例えば、今、中国が参加に関心示しておりますけれども、私は、中国がもしTPPの自由化とルールの水準を全て受け入れるというのであれば、これは大歓迎ということで、入れて、入ってもらっていいというふうに考えておりますけれども、逆に中国を入れるためにTPPの水準を下げるということはあってはならないということかと思います。
日本としてはやはり、先ほど木村参考人の方からミドルパワー連合という言葉もありましたけれども、米中対立の中でやはり日本がEUとかASEANとかそうした国々と連携しつつ、米中対立のエスカレーションを避けて、その中でルールに基づく自由で開かれた経済秩序というものを主導していくと、その中心にいるべきだというふうに考えております。