四方敬之の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(四方敬之君) お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、二〇二〇年十月にインドと南アフリカが提案し、ワクチンの特許権などの保護義務の一時免除や、その他の措置がどのような形であればワクチンの国際的な生産拡大及び公平なアクセス確保につながるか、国際的な議論が続いているところでございます。
インドと南アフリカは、コロナ対策として、医療品への手頃な価格と迅速なアクセスの実現を目的としてWTO協定の一部の規定の履行義務の免除を主張し、知的財産がそのような目的の障害となっていると主張しております。
一方、反対国からは、知的財産がそのような障害となっている事実は確認されないこと、知的財産の保護義務を免除しても国際的なワクチン等の生産拡大や公平なアクセス確保につながらないこと、知的財産の保護を前提とした先発製薬企業からのノウハウの提供や技術移転といった企業の自発的な協力がなければ生産拡大に資さないという意見も出ております。
我が国としましては、現在続いておりますこのような議論に、WTOのTRIPS理事会等の場で積極的に参加をしてきておるところでございます。