山本昌宏の発言 (環境委員会)
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○政府参考人(山本昌宏君) お答えいたします。
気候変動の影響に関しましては、昨年十二月に公表いたしました気候変動影響評価報告書におきまして、日本国内におきましては、気候変動に伴う海水温の上昇による生物の分布状況の変化や藻場の減少が生じていること、また、これらの影響は将来的にも予測されていることが指摘されております。
瀬戸内海におきましても、環境省が行いました広域総合水質調査によりまして、ここ三十年で約一・五度の水温の上昇が発生しておりまして、それに伴って様々な影響が現に現れていると、将来的にもそれが悪化するおそれがあるということがございます。これで現に今、瀬戸内海においては、栄養塩類の不足によるノリの色落ちの問題、あるいは藻場、干潟の減少の問題が生じておりますが、これらも気候変動による水温の上昇等の環境への影響も大きく関係しているというふうに考えております。
このこともありまして、今回、基本理念の中に気候変動の観点を盛り込んで、それを十分踏まえてやっていくという方向を明らかにしたものでございます。