山本昌宏の発言 (環境委員会)

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○政府参考人(山本昌宏君) お答えいたします。
 委員がまさに御説明されたような形で、現在、栄養塩の供給の試みがされております。代表的なものを申し上げますと、下水処理場における季別の、季節別の管理運転というのがございます。それから、そのほかにも、海洋、海域における栄養塩類を直接まくという、肥料をまくというような感じで施肥というようなことでまく場合、あるいは池や沼の水をくみ出して泥をさらうかい掘りと、栄養塩類を含んだ泥や水をさらったことで供給するかい掘りといったようなことも行われておりますし、委員から御指摘のありました海底耕うんということで、栄養塩類の豊富な泥をかき混ぜて供給するといったようなことが様々な試みとしてやられてございます。
 それから、実際の効果という点について御指摘がございました。効果の事例といたしましては、兵庫県が行いました事例ということでありますが、栄養塩類管理で増加した処理水中の窒素についてシミュレーションをした結果、ノリの養殖と下水処理場からの放流というようなことでシミュレーションをしたら、それが実際にシミュレーション以上の窒素濃度が上がるというような結果も得られているということであります。
 また、実際にノリのできを観察することもやられておりまして、近隣のノリ養殖場内の沿岸部と沖合部で窒素濃度とノリの色の関係ということを調査した結果、窒素濃度が高い沿岸部ではノリの色が良く品質も良いということが判明していると、そこから一定の効果があるということは確認がされております。
 ただ、先生も御指摘ありましたように、栄養塩類と水産資源の関係性についてはなかなか未解明の部分もありますので、この辺りはしっかりと今後も調査研究を水産庁とも連携を取って進めながら取り組んでまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 山本昌宏

speaker_id: 26075

日付: 2021-04-08

院: 参議院

会議名: 環境委員会