小野洋太の発言 (環境委員会)
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○政府参考人(小野洋太君) 経済産業省の方からお答え申し上げます。
近年、再エネ導入量が増加していることによりまして系統制約が顕在化している、委員御指摘のとおりでございます。この系統制約の克服に向けましては、災害時にも安定供給を継続できるというレジリエンスの強化という観点に加えまして、二〇五〇年カーボンニュートラルに不可欠な再エネを大量導入していくと、そのために我が国の送電網を次世代型のネットワークに転換していく必要があるというふうに認識しているところでございます。
このような観点から、全国の再エネポテンシャルを踏まえ、送電網を計画的に整備するためのマスタープランの検討を進めておりまして、先月に中間整理を行ったところでございます。二〇二二年度中の策定を目指しているところでございます。
また、送電網の整備に一定の費用と時間を要するということでございますので、既存の送電網により多くの再エネを接続するために、そのための仕組み、これは送電網の空き容量を超えて再エネが発電された場合には出力を一部抑えるということを条件にということで、ノンファーム型接続というふうに言っていますけれども、これを本年一月、基幹となる送電網に全国展開をするなど、再エネの大量導入に向けたルールの見直しも進めているところでございます。
また、石炭火力についても御指摘ありましたけれども、これにつきましては、石炭火力を含む火力発電について、安定供給を大前提にその発電比率を引き下げていくということが基本でございます。このため、足下では高効率な石炭火力やガス火力を活用し、非効率石炭火力のフェードアウトを着実に進めていくということとともに、中長期的には水素、アンモニア、それからCCSやカーボンリサイクルを活用した脱炭素型の火力発電に置き換えていく取組、これを促進してまいります。