小野洋太の発言 (経済産業委員会)
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○政府参考人(小野洋太君) お答え申し上げます。
今委員から、メタンプルームによる水素製造は国内で自給自足できる、国際情勢に左右されないという観点で地政学的な優位性がある、そして輸入に係る費用が掛からない、輸送コストということが大きな問題になりますけれども、そういう点でも有利ではないかとの御指摘がありました。
メタンハイドレートは国内資源でありまして、地政学的な観点から有利であると、これはもう御指摘のとおりでございます。
次に、コストにつきまして、これ、カーボンニュートラルを目指すためには水素の安定的かつ安価な供給が重要でございます。このコストにつきましては、例えば御指摘もありました海外からの褐炭水素、これ海外の褐炭から水素を製造してこれを日本に運搬するということでございますけれども、御指摘のとおり水素の輸送費用が掛かる、これが大きな課題でございます。他方で、海外の未利用の安価な資源、褐炭が活用できるという面で、コスト面でのメリットがあるのではないかと考えているところでございます。
これに対しまして、メタンハイドレートからの水素は、メタンを回収、製造し、それを国内で水素にすることから、輸送の面ではメタンを近海から運ぶだけで済むということで、メリットはございます。他方で、メタンの生産、これはまだまだコストの問題を抱えているというふうに認識しておりまして、したがいまして、国内のメタンハイドレートの由来の水素は海外由来の褐炭水素に比べて、輸送費自体は安くなる可能性がありますけれども、生産コスト面ではまだ課題が大きいというふうに認識しているところでございます。
したがいまして、まず何よりも、メタンハイドレートを安定的かつ安価に生産するための生産技術の確立、これに取り組んでいく必要があると考えております。そうすることによりまして、今大臣からも答弁ありましたとおり、メタンハイドレートの生産コストが十分に低減し、商業化されれば、自国で調達できる水素の製造源の一つの選択肢になり得ると、こういうふうに認識しているところでございます。