平井裕秀の発言 (経済産業委員会)

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○政府参考人(平井裕秀君) お答え申し上げます。
 あらゆる産業においてデータの重要性というのが高まってまいります中で、デジタル社会を支えるクラウド産業などのデジタル産業、そしてデータセンターなどのデジタルインフラというのは、もはや国家の大黒柱と呼べるような存在になってきていると思います。我が国が抱える課題を解決し、持続的に成長していくためには、このデジタル産業、そしてデジタルインフラというものの強化が必要だと認識しております。特にクラウドにつきましては、今後、社会的に影響の大きい政府、産業、重要インフラ等でも活用が進み、社会経済の基盤となっていくことが期待されているところでございます。
 他方で、急速に成長する世界のクラウド市場につきましては、海外クラウド企業の上位八社が八割を占める、そうした寡占的な状況になっており、日本企業のシェアは二%程度にとどまっていると推計されております。これまで以上にクラウドが社会経済を支えていく基盤となる中で、日本において信頼できるクラウド事業者が育ち、根付いていくということを期待しているわけでございます。
 また、AIやビッグデータ活用、ITサービスの拡大が進むにつれ、データの保存、処理を行うデータセンターの重要性も高まってまいります。先生御指摘のとおり、エネルギー消費を抑えつつデジタル化を推進する観点から、省エネ性能の高いデータセンターの国内立地を進めていくということが不可欠だと考えております。
 足下では、国内のデータセンターの八割以上が東京、大阪に立地している状況であるという点もございます。災害に強いデジタルインフラの構築、そして日本全体のデジタル化の推進のためにも、東京、大阪以外も含めたデータセンターの計画的な立地というのを、政府、民間が協力して着実に進めていくことが必要であるというふうに考えているところでございます。

発言情報

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発言者: 平井裕秀

speaker_id: 6406

日付: 2021-05-27

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会