矢作友良の発言 (経済産業委員会)
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○政府参考人(矢作友良君) お答え申し上げます。
今御指摘ございましたグリーンに関する取組が成長につながる、そういった考え方でございますけれども、まずは、温暖化への取組というのは経済成長への制約やコストではなくて、これは国際的にも成長の機会と捉える時代に突入したというふうに考えてございます。従来の発想を転換をして積極的に温暖化対策を行うことが、産業構造や社会経済の変革をもたらして次なる大きな成長につながっていくという考え方でございます。
国内におきましても、例えば二〇一六年から二〇一八年にかけていわゆるESG投資が四倍になるといったように、環境への取組が加速してございます。また、世界に目を向けますと、先進国を中心に百二十五の国・一地域、これが二〇五〇年のカーボンニュートラルの目標を掲げてございまして、次々と新しいグリーンに関する需要が生まれつつあるという状況になってございます。そして、その脱炭素に向けたイノベーションが国家の競争力を左右する時代となっているということでございます。こうした中で、例えば、世界全体で三千兆円にも及ぶESG投資を我が国に呼び込んで経済成長の新たな原動力としていくと、こういった考え方でございます。
このために、グリーン成長戦略におきましては、二〇五〇年のカーボンニュートラルに向けまして、電力部門の脱炭素化に必要な再エネや水素、あるいは電力部門以外の電化に伴う自動車、蓄電池、省エネ、こういったイノベーションを通じて今後の成長が期待される十四分野ごとに実行計画を策定したという位置付けでございます。この実行計画では、できるだけ高い目標を掲げた上で、あらゆる政策を総動員して、成長戦略の実現に向けました企業の挑戦を後押しすると、こういう考え方になってございます。