濱野幸一の発言 (経済産業委員会)
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○政府参考人(濱野幸一君) お答え申し上げます。
六月一日の参考人質疑におきまして、木内参考人より、東京が過度な人口集中により経済効率の低下等につながっている可能性があるということを示唆されたと承知をしてございます。
過度な東京一極集中につきましては、通勤環境も含め生活環境の悪化や首都直下地震などの災害のリスク管理等の課題を生じさせるとともに、地方における担い手不足を招くことなどから、その是正は喫緊の課題であるというふうに認識をしてございます。
都市の集積と経済効率の関係につきましては、木内参考人が言及されたと思われます二〇〇六年のOECDのレポートにおきまして、巨大都市の集積の不経済を伴う可能性があるとし、一定限度、約七百万人までは大きいほど豊かなことを意味するが、その限度を超えると、大都市圏の規模と所得は負の相関関係になるというふうに指摘をされてございます。
他方で、同じOECDのレポート、こちらは二〇一六年でございますけれども、日本の大都市圏は集積の経済について比較的良好な成績を上げていることが判明している、このことは主要な都市の中心部の成長によって更に生産性が向上する可能性を示唆している、日本には更なる集積によって成長する潜在力があると指摘されてございまして、やはり都市の置かれている状況により諸説があるものというふうに承知をしてございます。
ただ、いずれにしましても、ただいま申し上げました後者、二〇一六年のOECDレポートにおきましても、東京が地震に対して脆弱であることを考慮すれば、過度の集中は、大災害による衝撃と経済的衝撃の双方を更に増大させるという懸念があるというふうに指摘をされてございまして、やはり過度な東京一極集中につきましては、通勤環境も含め生活環境の悪化や首都直下地震などの災害のリスク管理等の課題を生じさせることなどから、その是正は喫緊の課題であるというふうに認識をしてございます。