藤井基之の発言 (決算委員会)

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○藤井基之君 どうも、大臣、今の時点での御質問に対して前向きにお答えいただきまして、ありがとうございました。一日も早い検討がなされて、アストラゼネカ社のワクチンを有効に活用できる日が近いことを期待しております。
 続いて、国産ワクチンの問題についてお尋ねしたいと存じます。
 ワクチンというもの、これは感染症対策というのは当然のことなんですけど、最近言われていますのは、国家の安全保障の観点といいますか、そういった観点からも、国産ワクチンを開発し、そして生産する体制を構築すること、その意義が強く指摘されているところでございます。
 我が国の国産ワクチン、開発の遅れが指摘されておりますが、何とか今日になりまして開発の最終ステージに届いてきているようでございます。つまり、臨床開発の最終段階、第三相の試験迎える状況になったというふうに伺っております。
 この第三相試験を実施するに当たりましては、先週の厚生労働委員会でも大臣に御質問をさせていただきましたが、世界各国で優秀なワクチン、例えばファイザー社のワクチンなど、モデルナ社ワクチンとか、この接種が進んでおります。そういった段階におきまして新たに国産ワクチンの大規模な臨床実験を、臨床試験を実施することは、これは国内は当然ですが、海外においても実は困難な状況になったのではないか、これは大臣もそのように御指摘されているとおりでございます。
 先行するワクチンに課せられておりました大規模なプラセボを使う比較試験、これを求めるのが検証試験とされているわけですが、これに代わる評価手法を取り入れなければ、いつまでたっても我が国産ワクチンの開発、実用化は望めないのではないかと危惧いたします。
 大臣は、この問題に関しまして、現在、各国の規制当局者の会議、ICMRAにおいて日本からどういうふうにしたらいいかということで提案をさせているというふうに発言をされておりまして、ブラインドテストがしづらい中でその有効性をどう判断するのか、今検討を始めておる最中ですと説明されました。また、先週の厚生労働委員会で私質問させていただいたときには、政府側は、血中の中和抗体価の上昇等の補完的な指標を用いる等について現在検討しているんですと、そのような答弁もございました。
 国際的なコンセンサスづくりは重要と考えます。日本としてもそれに向かって最大限の努力を求めるものですが、提案内容を踏まえた試験を先行して行って、その試験の適正さを国際的に示すということも、これも一つの方策ではないかとも考えます。
 新型コロナワクチンの第三相試験の在り方、大規模検証試験に代わる評価方法について、政府はどのようにお考えなのでしょうか。そして、どのようにして国産ワクチンの開発支援を進めていくお考えなのか、お尋ねしたいと存じます。

発言情報

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発言者: 藤井基之

speaker_id: 31996

日付: 2021-05-24

院: 参議院

会議名: 決算委員会