森下丈二の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(森下丈二君) どうも質問ありがとうございました。
 一つの答えというのはあり得ないと思います。いろいろな施策を取りながら関心を高めていく、意識を高めていく、啓発していくということだと思うんですが、若い年齢から始めるにこしたことがないというのは一つ言えると思います。
 日本の小学校教育の中では、もちろんまだこういうところは十分に取り入れられていなかったり、あるいは、先生方の様々なイニシアチブでSDGsについては説明があったとしても、ふだんの自分たちの生活の中でこういう問題がどういうものなのか、あるいはふだん食べているものというのはどういうふうにどこから来てということについてやっぱり十分教わる機会がないというのが大きな課題かと思っております。
 大学生を私教えているわけですけれど、十八、十九になって初めてこういう話を聞きましたという、海洋大に来る学生ですから意識高い方だと思うんですけれど、そういう意見も、お話もよく聞きます。文科省が悪いと言うつもりは全然ないんですけれど、やはり新たな状況に従った形で、何をちゃんと子供たちに伝えていくかということは組織的にやる必要があるだろうと。
 日本と同様に先進国の中で食料自給率が低くて、教育が行き届いているといいますかしっかりやっているのは、代表的なのはスイスです。テレビ番組で見ましたけど、スイスの子供が国産の卵をスーパーで買うんですけど、スイス、卵すごい高いんです。一つ百円ぐらいするのがあるんですね。小学生の女の子にインタビューして、何でそんな高いのを買うの、輸入の方が安いのにと言ったら、小学生の女の子が、いや、スイスの農家の人を私たちは支えないといけないからですとぱっと言ってしまうと、日本の子供からは出てこない答えだと思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 森下丈二

speaker_id: 19949

日付: 2021-02-17

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会