横沢高徳の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○横沢高徳君 立憲民主党の横沢高徳です。
貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。
私も、出身岩手県でございまして、東日本大震災から十年、震災のときは、この海とともにどういうふうに生きるかというのをすごく考えさせられたことを覚えております。これからも参議院の皆様とともに一緒に考えていきたいと思います。
まず、道家参考人にお伺いいたします。
ウナギ登りの話は非常に興味深いものがありましたが、愛知目標からの約十年間、我が国においては、東日本大震災を始めとする数多くの自然災害からの復旧や復興、そしてまた新型コロナウイルス対策など、生活や雇用や経済再生の政策が多くなっていたと思います。必ずしも生物多様性は優先順位が高くなかったと思います。
そこで、愛知目標に代わる次の目標に向けて、我が国政府のこれまで足りなかったところ、そして、これから生物多様性の視点を組み込んだ政策の実現に向けて何が必要かというところをお伺いしたいと思います。
また、先ほど砂浜の話もありましたが、近年、災害が多発し、政府としても防災・減災、国土強靱化に取り組んでいるところであります。東日本大震災からの復興事業でも巨大な防潮堤が建設されまして、地元の漁業者からも、海岸海域の環境の変化があるという話も聞かれております。国民の命と財産を守るインフラ整備と海洋の生物多様性のバランスの取れた在り方が求められていると思いますが、この点に関しても御意見を伺いたいと思います。
続きまして、東梅参考人にお伺いいたします。
国際的枠組み、そして政治、外交の役割が非常に重要だというお話を聞きました。まさしくそう思います。そして、サステナビリティーがやはり日本は遅れているということで、MSC、ASCの認証もなかなか進まないというところですが、今回テーマとなっている海洋の生物多様性の保全に改めてこの国がどのように関わっていくべきかと。先ほどははっきりと明言はなかったんですが、改めてお聞きしたいと思いますし、先ほどの防潮堤の件、命と財産を守るインフラ整備と生物多様性のバランスをどう考えていったらいいかというところも重ねてお伺いしたいと思います。
続いて、森下参考人にお伺いをいたします。食料の話は非常に興味深かったところでございます。
近年の気候変動の影響によりまして海水温の上昇が見られる中、私の地元三陸海岸でも、サンマやアキサケの漁獲量が大きく減っております。気候変動問題は、水産資源を持続的に利用するに当たり大きく影響を及ぼす課題と考えます。先週の本調査会においても、極域をめぐる我が国の取組、北極海の氷が解けることで資源が活用できるなどの議論がありました。
そこで、北極政策にも縁の深い森下参考人に、極域における海洋生物資源の持続可能な利用について今後どのように我が国が取り組むべきか、また、課題はどのようなものがあるのか、お伺いしたいと思います。
もう一点、今日は鯨の話はしないと言っていましたが、IWC議長などを歴任し、長期にわたって捕鯨の国際交渉に関わってきたスペシャリストということで、今後我が国が持続的な捕鯨政策を遂行していくに当たりまして、国際的な様々な課題にどう取り組んでいくべきか、改めてお伺いしたいと思います。