佐藤郁の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(佐藤郁君) 御質問ありがとうございます。
沖縄ですが、やはり二酸化炭素の排出量が非常に多いというところと、自然条件も台風が来て厳しい、太陽光パネルも利用できますが、なかなか面積も、それぞれの島の面積も狭くてなかなか設置も難しいというところで、浮体式の可能性について、私どもとしましても認識しております。ただ、その需要量がそれほど大きくないので、大規模なウインドファームというものを造って展開するというのはなかなか難しいのかなというふうに思っています。
ただ、一つ一つの島の電気代を見ますと、電気料金を見ますと、基本的には、離島ですね、系統連系されていない電気事業法上の離島についてはその管轄の電力会社全体で賄うという形でコストが下げられているわけですが、一つ一つの島を見ますと非常に高いコストで発電をされています。ですので、比較的小さい規模でもそのコストには勝てるのかなというふうに思っています。
ですので、可能性としては、私としては十分にありますし、二〇五〇年八〇%削減ということであれば、離島の消費電力というのはもう本当に日本全体の数%にも満ちませんので無視してもよかったわけですけれども、一〇〇%というふうに宣言したからには、SDGsの観点からも誰一人残さないというところで、やはり離島を積極的に脱炭素化する、それに私どもの技術を使っていただく。日本もある意味離島ですので、ですから、その技術を世界に広げていく、そういうところにつなげていければなというふうに考えております。
ただ、一点課題がありまして、離島に補助金として電気代のために入るお金は燃料代にしか入らないんです。ですから、再生可能エネルギーを一生懸命やっても、そこにはいわゆる離島ユニバーサルといったお金が入っていきませんので、そこが今、一つ、今後沖縄で再生可能エネルギーを普及させていくときの課題になるのではないかなというふうに考えております。
よろしいでしょうか。