佐藤郁の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(佐藤郁君) 御質問ありがとうございます。
 一つポイントとして、風車なんですけれども、今世界にある風車は全て陸上用に造られた風車です。つまり、風車の基礎が固定されたということを前提に全て設計されています。浮体式の場合は固定されていないんですね。今の浮体式の設計の考え方は、陸上用に造られた風車をいかに安定させるかというところに神経を使っています。ただ、もし浮体式用の風車を造ることができれば、先ほど見ていただいたマーケットのように、世界を席巻できる可能性があります。
 ですので、風車については、今なかなか、大型化ですね、信頼性のあるものを造るには最低十年は掛かります。それに数百億円と言われる巨額の投資をして、今ビッグスリーと言われる風車メーカーはやられているわけですけど、欧米の風車メーカーはやられているわけですが、それを新たなフェーズに持っていく可能性は、十年掛かるかもしれませんけれども、まだまだ日本に残されているというふうに考えています。
 二つ目の御質問ですね。政治にというところですけれども、私もエンジニアの一人として、土木エンジニアなので、自然災害から国民の生命と財産を守るというのが私の使命です。温暖化ということになって、自然災害が多発して、去年も多くの命が失われたわけですけれども、それを一刻も早く食い止めるというのが私の使命であり、私の仲間は堤防を造ったりダムを造ったり一生懸命やっているわけですが、私は、これが、この気象災害が更に悪化しないように食い止める、脱炭素をするというのが私の役割だというふうに思っています。
 ですので、是非、適応策だけではなくて緩和策、いかに食い止めるか、いかに減らすかというところに対して別の視点から、いわゆる経済合理性とかいうだけではなくて、このまま行くと多くの命が失われる、私の仲間が頑張って堤防を造っても多分追い付かなくなります、四度になったら追い付きません。ですので、そこを是非、国民の代表である皆さんにお考えいただいて、次の将来、我々の子供とか孫が笑顔で暮らせるような社会の実現のために御尽力いただきたいなというふうに思っております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 佐藤郁

speaker_id: 5807

日付: 2021-02-24

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会