嶋津暉之の発言 (国土交通委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(嶋津暉之君) 御質問ありがとうございます。
 この合意形成といいますか、これから流域治水を進めるに当たって非常に重要であります。
 本来、この河川法が一九九七年に改正されて、そこで河川行政の進め方は、これは流域住民の意見を十分に反映することになったはずなんですね。当初は結構これが行われたところもありました。その一つが先ほどお話があった川辺川ダムですね。川辺川ダムの是非をめぐって住民討論集会が開かれました。国交省も入って住民側も入って、知事主導で進められたわけですね。徹底した議論をした結果、どうも川辺川ダムは要らないんじゃないかということのそういう意向を受けて、蒲島知事は、二〇〇八年でしたか、中止宣言をしたわけであります。ところが、今回の豪雨を受けて、急に変わってしまったんですね。非常に残念ですね、私としては。それも、短期間で意見は一応聞いたんだけれども、聞いただけで議論をする場がないんですね、本当に。ここではそこら辺で。川辺川ダムが本当に必要かというと、かなり私は疑わしいと思っております。
 ちょっと話が行きますけど、横へ行ってしまいますけれども、今回の球磨川の氾濫は支流の氾濫であって、川辺川ダムがあってもこれは防ぎ得ないものだと私は思っています。そういうことの議論をちゃんとしなきゃいけないんだけれども、そういう場もないんですね。ということで、蒲島知事がもう短期間で、もう数か月もたたないうちに川辺川ダム推進という方向になってしまったんですけれども。
 やはりこの今回の流域治水を推進するに当たっても、流域住民の意見どう反映させるか、議論する場がちゃんとつくらなきゃいかぬということですよ、徹底した議論の。そういう場を設けるよう、是非この委員会でもそれを図っていただければと思っております。
 以上でございます。

発言情報

speech_id: 120414319X01120210420_053

発言者: 嶋津暉之

speaker_id: 7528

日付: 2021-04-20

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会