首藤由紀の発言 (国土交通委員会)
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○参考人(首藤由紀君) 御質問ありがとうございます。
自然災害の対応についての検証はまだまだ緒に就いたばかりでございまして、決して幅広く行われているわけではございません。ただ、私は、元々、事故調査という形で事故の際の分析、原因分析と再発防止対策についても関わってまいりまして、そういった分野でよく言われていることは、事故調査ですとか検証の場合には、関わった方々の責任追及ではなく、再発防止を目的とする必要があるということは強く言われています。
事故や災害に関わったときに人々は、ごくまれにとは言えませんね、よく判断を間違ったりですとか行動を間違ったりいたします。それを責任を追及するという姿勢で検証いたしますと、なかなか本当のことが言えなかったり、やはり責任追及につながってしまうのであれば詳しいことは言えないというふうな形になってしまいまして、何があったのかということがはっきり分からなくなってしまいます。そうではなくて、この目的は、何が起こったのかを明らかにして、どこに問題があったのか、誰がではなくて何が問題だったのかを明らかにして、今後どうしたらいいのか、それが防げるのかということを求めていくものだという、そういうような位置付けで検証を行うということが非常に大事ではないかというふうに考えております。
以上でございます。