岡本宰の発言 (総務委員会)
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○政府参考人(岡本宰君) お答えいたします。
北朝鮮域内での情報伝達手段が限られている中、北朝鮮にとらわれている拉致被害者の方々を始めまして北朝鮮市民や北朝鮮当局に対して、日本政府や日本国民、さらには国際社会からのメッセージを伝達する手段として、北朝鮮向けラジオ放送は極めて効果的であると考えております。
拉致問題には官民一体となってオールジャパンで取り組むことが重要であり、北朝鮮に向けて、政府が運営する「ふるさとの風」、「日本の風」とともに、民間団体である特定失踪者問題調査会が運営する「しおかぜ」を放送することには大きな意義があると考えております。
政府といたしましては、調査会との間の業務委託契約を通じて、調査会の運営する北朝鮮向けラジオ放送「しおかぜ」の番組の中で政府メッセージの送信を行うなど調査会と連携しているところですけれども、今後とも、調査会との更なる連携強化も含めまして、北朝鮮向けラジオ放送の充実強化に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
それから二点目の「ふるさとの風」、「日本の風」の放送内容につきましてですけれども、「ふるさとの風」においては、拉致被害者に向けて御家族の声や励ましのメッセージ、拉致問題に対する政府の取組や国内外の情勢などを伝えており、また、韓国語放送の「日本の風」におきましては、北朝鮮の人々に対して、日本の文化や生活の紹介など我が国に対する理解を増進する情報や拉致問題を含む国内外の情勢などについて伝えております。
これらの北朝鮮向けラジオ放送の内容につきましては、日本人拉致被害者のみならず、北朝鮮当局や北朝鮮市民に対していかなるメッセージや情報を送ることが、拉致問題解決のため、すなわち全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現のために最も効果的かという観点から精査しているところでありますけれども、今後ともそのような観点から適切に対応してまいりたいと考えております。