岩井勝弘の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(岩井勝弘君) 先日の私の答弁につきまして、恐縮ですが、大変ちょっと複雑な答弁を申し上げて申し訳ございませんが、正確にちょっと事実関係だけ御説明申し上げます。
五月十三日の内閣委員会に、先生から、実施計画にあるトラック諸島の沈没艦船の遺骨収集というのは愛国丸のことを示しているのかとの御質問がありました。これに対して私の方から、トラック諸島においては、その愛国丸を含め複数の沈没艦船があり、御遺骨の情報があること、愛国丸についても、今回、遺骨収集・調査の検討をすることとしていると御答弁申し上げました。
御指摘のとおり、令和三年度の遺骨収集実施計画におきましては、トラック諸島の沈没艦船について遺骨収集の対象の一つとして記載しております。このトラック諸島におきましては、愛国丸を含め四隻の沈没艦船に関して御遺骨の情報がありますが、どの艦船を今年度の遺骨収集の対象とするかを含め具体的な収集計画については、それぞれの沈没艦船が置かれている状況等について、専門家の意見を踏まえまして、技術面、安全面の検討を行った上で、相手国や実際に収集を実施する日本戦没者遺骨収集推進協会などの関係者と協議の上決定していくこととしております。
したがいまして、御質問にありました愛国丸については、令和三年度事業の対象候補としている段階であり、先日の答弁は実施計画と矛盾していないと考えておりますが、ただいまの御質問につきまして申し上げますと、愛国丸を含むトラック諸島の遺骨情報のある四隻の艦船のいずれかについて遺骨収集を行うことを予定しているということでございます。
また、先ほど御質問のありました中で、調査という用語についてでございますが、先生御指摘のとおり、遺骨収集については、一般的に、文献調査の結果を踏まえ現地調査を行いまして、戦没者の遺骨の存在が確認された場合に遺骨収集団を派遣しております。ただ、トラック諸島の場合は、もう既に複数の沈没艦船について遺骨情報があるため、現地調査は行わずに遺骨収集団を派遣することを予定しております。実施計画におきましても、したがいまして、遺骨収集の対象としております。
先ほど御説明申し上げましたが、トラック諸島におきましては、四隻の沈没艦船について御遺骨の情報があり、どの艦船を今年度の遺骨収集の対象とするかについてを含めた具体的な収集計画については、沈没艦船の置かれている状況等を踏まえ、専門家の意見も踏まえ、技術面、安全面の検討を行った上で、関係国、相手国や関係者と協議の上決定していくこととしておりますので、そういう意味で、遺骨収集・調査については、こうしたどの沈没艦船を遺骨収集の対象とするかを含めた具体的な収集計画の実施の策定に伴う調査という趣旨で御説明申し上げました。したがいまして、大変分かりにくい答弁で誠に申し訳ございませんでしたが、先日の答弁自体は実施計画と矛盾したものではないと思っております。
最後でございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、先生のただいまの御質問に申し上げますと、今年度、令和三年度におきましては、愛国丸を含むトラック諸島の遺骨情報のある四隻の艦船のいずれかについて遺骨収集を行うことを予定しているというのが私の答弁でございます。