新井ゆたかの発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(新井ゆたか君) イノシシ対策につきましては三つの対策を講じておりまして、今後もこれを引き続き講じていくということだと考えております。
一つ目は、イノシシのサーベイランスをしっかりするということでございます。これは豚熱のみならずアフリカ豚熱の観点からも非常に重要でございまして、各県にしかるべくサーベイランスに持ってきた場合には、一頭当たり六千円あるいは七千円の支援をするといった形でしっかりサーベイランスをしていく。それに基づきまして、感受性動物である豚につきましては、それに先んじてワクチンを接種をしていくという体制を整備しているところでございます。
それから二本目は、捕獲の強化でございます。陽性のイノシシが発見された近隣三十数県につきましては重点捕獲エリアに設定をいたしまして、鳥獣交付金のいろいろな支援を強化するという形で捕獲対策を強化をしております。これも、猟友会等の協力を得ながらしっかり進めてまいりたいと思っています。
それからもう一つ、経口ワクチンの散布でございます。二〇一九年の三月から始めておりまして、二〇二一年の三月までに約百万個を散布しております。この経口ワクチンにつきましては、イノシシの抗体率を高める、言わば集団免疫をつくるということで実施をしておりまして、やはりまき続けていくということがこの集団免疫をつくるために非常に重要だというふうに思っております。特に、最初からまいております岐阜、愛知県におきましては抗体価が高まっている、そういたしますと野外のウイルス量が減るということでございますので、その辺をしっかりやっていきたいと思います。
今年度もいろいろな専門家の意見を踏まえながら改善点を講じまして、八十六万個を今年度、経口ワクチンの散布をしたいというふうに考えておりまして、いろいろな省力化の手法、それから空中散布なども踏まえながら、こちらも着実に実施してまいりたいというふうに考えております。