田中茂明の発言 (予算委員会)
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○政府参考人(田中茂明君) 国際標準に関わる人材の育成につきましては、人材育成を主たる目的とした事業に加えまして、標準化を伴う研究開発プロジェクトや標準化関連の国際会議への官民の人材の参画を通じて実践的に人材育成を図ることも重要と考えてございます。
人材育成を目的とした具体的な取組内容を幾つか申し上げますと、経済産業省では、国際標準化交渉をリードできる人材を育成する講座を無料で実施し、国際標準化の第一線で活躍する講師による講義や模擬国際交渉を通じたスキルの習得を支援しております。先ほどのヤンプロでございます。
農林水産省の方でも、JASなどの国際標準化を推進する事業の中で、国際交渉に精通した専門人材を民間企業等で育成する研修を支援してございます。
その他の関係省庁による国際標準化の推進事業につきましては、例えば総務省や経済産業省では、ITUやISO、IECでの国際標準化を推進する事業の中で、それらの委員会などに幹事、議長、又はそれらの候補者のみならず若手人材を派遣することを支援し、民間の国際標準化活動を後押ししてございます。こうした事業によって標準化人材が育成されることを期待しております。
関係省庁の標準化関連事業の人材育成への影響はそれぞれ濃淡ございますが、それへの事業の参画を通じて国際標準に関わる人材の量的、質的向上が期待できるものと考えてございます。
令和二年度補正予算と令和三年度予算案で関係省庁合わせて総額約百二十億円の標準活用に係る予算が計上されてございますけれども、そのうち国際標準化機関等への分担金、拠出金、これはさすがに人材育成には、我が国の人材育成にはちょっと直接資さないものとして、これを除きますと約八十一億円が標準化関連の事業費というふうになると認識してございまして、何らかの形で我が国の標準戦略人材の育成に寄与するものと考えてございます。
今後、これらの事業を効果的に活用して、我が国の標準戦略に係る人材の量と質の向上につなげてまいりたいと思ってございます。