板倉康洋の発言 (予算委員会)
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○政府参考人(板倉康洋君) お答えいたします。
博士課程、博士後期課程学生は、将来の我が国の科学技術イノベーションを担う重要な存在でございますが、先生の御指摘どおり、その進学者が年々減少傾向にございます。その理由といたしましては、私どもの所管しております科学技術・学術政策研究所の調査では、博士課程に進学すると修了後の就職が心配である、あるいは博士課程に進学すると生活の経済的見通しが立たないといったような経済的理由、あるいは将来のキャリアパスの観点から進学に至らなかったというデータもございまして、この事態は将来の我が国の国際競争力の地盤沈下を招きかねない状況と受け止めております。
このような状況を打破するために、文部科学省では、令和二年度第三次補正予算及び令和三年度当初予算案に、大学フェローシップ創設事業など、合計で七千八百人規模の博士後期課程学生への経済的支援に関する経費を計上し、博士課程学生への支援の抜本的な充実を図っているところでございます。
文部科学省といたしましては、引き続き、各府省とも連携しながら、これらの施策を通じまして、我が国の優秀な学生が安心して博士課程に進み、博士号の取得を目指すことができるよう、必要な取組を着実に進めてまいりたいと考えております。