山下芳生の発言 (予算委員会)

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○山下芳生君 いや、残念ながら変になっちゃっているんですよ。十割の方が五六%で多いんですからね。これは逆に変になっていますよ。
 大企業の非正規雇用労働者を休業支援金の内容で差別する合理的根拠はありません。コロナ禍で仕事が激減し困窮する労働者が急増しているときに、政治が頑張らずして一体誰が頑張るのかと。私は、大企業の非正規雇用労働者にも出し惜しみせずに、平等に休業支援金を給付することを改めて求めたいと思います。
 シフト制で働く労働者の矛盾は、休業手当の問題にとどまりません。私はこの間、様々な分野、業種でシフト制で働く労働者の皆さんの実態を聞かせていただきました。シフト制というのは、勤務日や勤務時間がその都度決められていく勤務形態のことですが、話を伺って強く感じたのは、シフト制で働く労働者の皆さんがそれぞれ職場でとても大事な重要な役割を担っているということです。
 飲食大手でシフト制で働くAさん、三十代女性は、主にホールで接客の仕事をされている。店舗は店長以外全員シフト制で、Aさんはお客様のクレーム対応、調理の補助、新人アルバイトの教育も担当されています。店舗が入居している商業ビル全体の店長会への出席や衛生検査の対応など、店長不在時には店長としての役割も担っておられます。
 イベント警備大手でシフト制で働くBさん、四十代男性。サッカーや野球の試合などたくさんの人が集まる大規模イベントの会場を警備する仕事ですが、担当するエリアで五十人から百人のスタッフを管理するのがBさんです。Bさんはスペイン語が堪能で、海外のサッカー選手の通訳をすることもあると。シフトが減る前は月収二十五万ないし二十九万円あったと。
 観光バス大手、シフト制のCさん、女性、仕事はバスガイドです。元々正社員でしたが、出産により退職をされ、その後、家庭の事情から非正規雇用でバスガイドに復職されました。週五日、五十時間以上働いていた。一日で昼コース、夜コースの二回乗車し、十四時間ぐらい働くこともあったと、こういうことでした。
 私は、勤務形態はシフト制だが、正社員と変わらない、あるいは正社員以上の役割を果たしている方もある、そして主たる生計者として家計を支えている方も少なくないと思います。
 総理に伺います。
 シフト制で働く労働者が果たしている役割について、総理、どう認識されますか。

発言情報

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発言者: 山下芳生

speaker_id: 9284

日付: 2021-03-19

院: 参議院

会議名: 予算委員会