大庭三枝の発言 (予算委員会公聴会)

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○公述人(大庭三枝君) 片山先生、御質問ありがとうございました。
 日中韓が初めてそろったFTAというのは非常に大きな意義があると思います。それは、日中韓FTAについては既にもう二〇〇〇年代からずっと議論がありまして、しかしながら、この三国は残念ながら非常に政治的な関係の連動、何というか、変動に非常に影響を受けやすい。なので、そのたびに、結局、その日中韓だけでFTAを結ぶということが非常に難しかったわけですね。
 しかしながら、東アジアにおいて非常に重要な経済単位であるこの三つの国がFTAを結び、共通のルールというものを遵守する少なくとも準備ができたということは非常に重要だというのがまず一点です。
 あと、日中韓だけで結局何ができるのかということでありまして、やはりそこにはASEAN諸国も含めたもっと広がりのあるサプライチェーン、経済圏というものを形成しなければいけないわけで、そういった国も取り込んだ上で日中韓がそこに入ったということも非常に大きな意義であろうというふうに思っております。
 何よりも、二国間外交というのは、もろにその国々がどういうような利害関係があるかということに大きく左右されるわけです。マルチの枠組みやマルチの交渉というのは、そういった各国の事情、各個別の事情というのは取りあえず脇に置いて前に進むということができるわけで、それでも日中韓はちょっと数が少な過ぎて、日韓だけで非常にもめたりするともう前に進まないのが、ASEANを入れて、あるいはほかのオーストラリア、ニュージーランドを入れることで前に進んだというのは非常に大きいというふうに考えています。
 以上です。

発言情報

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発言者: 大庭三枝

speaker_id: 11780

日付: 2021-03-16

院: 参議院

会議名: 予算委員会公聴会