西銘恒三郎の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○西銘国務大臣 まず、昭和四十七年の沖縄の復帰以降に、政府においては、社会資本の整備や各種産業振興など、沖縄振興に鋭意取り組んできたところであります。県民の努力もあり、県内総生産が全国を上回る伸びを見せるなど、沖縄の経済は着実に成長してきております。他方で、全国最下位の一人当たりの県民所得や子供の貧困問題など、まだ解決すべき課題は存在をしております。
政府としては、これらの沖縄の特殊事情に起因する課題がなお存在することを踏まえ、本日御審議いただいている法律案を提出しているところであります。この十年の期限内に法が目的とする沖縄の自立的発展と豊かな住民生活が実現されるように、全力で取り組んでまいりたいと考えております。
沖縄の抱える特殊事情、國場委員御案内のとおり、沖縄振興特別措置法は、歴史的事情、地理的事情、社会的事情といった沖縄の置かれた特殊な諸事情に鑑み、公共事業における高率補助や、内閣府への一括計上、そして沖縄独自の一括交付金、特区・地域等税制上の特例措置等、沖縄振興のための措置を講じているところであります。
他方で、例えば本土から遠隔の地にあるという不利性も、視点を変えますと、成長するアジアの玄関口に位置するという優位性ともなります。このほかにも、日本一高い出生率も、他の都道府県にはない優位性、潜在力と考えられます。
政府としては、様々な課題の解決に向けた沖縄の取組を支援するとともに、沖縄がその優位性と潜在力を生かして日本経済再生の牽引役となるよう、また県民の方々が暮らしの向上や豊かさを実感できるよう、総合的、積極的に沖縄振興策を推進してまいりたいと考えております。
沖縄復帰五十年の式典についてのお話がありました。
これは、国民全体で取り組んだ五十年前の沖縄復帰という意味では、歴史的な意義を国民全体で振り返っていただいたり、あるいは、沖縄の持つ魅力やよさを全国に、あるいは世界に発信していく立派な式典にしたいものだと考えております。
昨今のテレビ報道、このコロナ禍の下で、ウクライナへの侵攻等が出てきた状況等を見ておりましても、沖縄の復帰というのは、全国民がこの復帰の歴史的な意義を考えるいい機会になるのではないかなというふうに思っております。
以上です。