岸本周平の発言 (財務金融委員会)
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○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。
本日は、締めくくり総括質疑の機会を与えていただいて、ありがとうございます。
この間、財務金融委員会では、十分な、充実した審議が行われてきたと思います。特に、拝聴していて、野田委員や中川委員のような大先輩の非常に格調の高い質問、大変参考になりました。そして、かなりの時間、審議をした中で、分かってきたことがあります。これはこの法案の目玉である賃上げ税制のことでありますけれども。
やはり、審議が進むにつれて、適用対象の問題から、どうも持続的な引上げ効果は望み薄ではないか、あるいは業種間の適用のアンバランスもありそうだ、あるいは全企業の六割を超える赤字企業にはなかなかインセンティブにはなり得ないというような問題点が浮き彫りになってまいりました。
その上で、財務大臣とも質疑をさせていただきましたけれども、財務大臣からは、税制だけで、一本足でやるわけではないんだ、賃上げは大事なんだ、そのためには、例えば中小企業向けの補助金の優遇、あるいは公共調達の場面での優遇とか、さらに下請取引の適正化など、総合的な施策の必要性についても言及があったと記憶しております。おっしゃるとおりなんです。
ただ、財務大臣は、所管があるということで、総務省とか厚生労働省の政策に対する私の提案には正面からお答えいただけませんでした。それは何かといいますと、例えば法人事業税、外形標準であれば赤字企業も払います。固定資産税であれば赤字企業も払います。さらに、中小企業で一番大事なのは、社会保険料の重荷なんです。社会保険料の減免というインセンティブもあるかと思うんですね。
これに対して、全省庁を所管されている岸田総理から、総合的な政策、我々国民民主党も、ともかく給料の上がる社会をつくりたいということで衆議院選挙も戦いました。ほとんど、予算にしても税法にしても、方向は一緒なんです。どうか、総合的な政策をやって、何が何でも賃上げをするというような御決意をお聞かせ願えないでしょうか。