西銘恒三郎の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○西銘国務大臣 五月の一日から六日にかけまして、福島国際研究教育機構の設立及び被災地産品の輸入規制解除を呼びかけるために、ドイツ及びフランスに出張してまいりました。
 応用研究に関して世界有数の研究機関であるドイツのフラウンホーファー研究所では、新たなまちづくりプロジェクトやロボット・デジタル化技術、バイオ技術などに関する官民共同での研究状況の紹介等をいただきました。また、ハイデルベルク大学の医学部、そして欧州委員会カールスルーエ共同研究センターでは、放射線科学、創薬医療分野の最先端の研究内容の状況や研究体制、国際的な協力関係、将来展望等について意見交換を行うことができました。
 そのほか、フランスの原子力・代替エネルギー庁、CEAといいますけれども、及び国立の農業・食料・環境研究所、またOECDの原子力機関、NEA等を訪問し、今後の新たに設立される機構との連携可能性等について意見交換を行いました。
 また、輸入規制解除の関係では、欧州連合の保健衛生・食品安全担当の欧州委員、大臣に相当するというイメージでよろしいと思いますが、及び農業担当の欧州委員と会談をし、日本産食品に対する放射性物質に係る輸入規制について、撤廃の働きかけを行いました。
 また、欧州議会議員やOECD・NEA、フランス農業・食料・環境研究所の訪問に際しても、日本産の輸入規制撤廃への協力を依頼したところであります。あわせて、ALPS処理水の海洋放出についても、安全性等についてしっかり説明をいたしました。
 以上を通じまして、福島国際研究教育機構の整備に向けて必要な知見や情報を収集し、被災地産品に対する輸入規制解除のための効果的な働きかけを行うことができたと考えております。
 一日が移動日で、二日から五日の午前中まで目いっぱい面会をしまして、機構に関する件、あるいは輸入規制解除の件の話合いをしましたけれども、私自身にとっても非常に充実した視察であったなと思っております。
 特に印象に残りますのは、ハイデルベルク大学の医学部の訪問の先で、放射線のアルファ線を使った説明等の中で、かなり転移している患者さんのレントゲンの写真等、説明を受けながら、それが消えていったといいますか、そういう実例等の説明等を受けたりしまして、当初、アルファ線治療といってもなかなかイメージができなかったのでありますけれども、お話を聞く中で、これからつくっていく機構についても連携が取れたらというようなイメージが自分なりにできた感じはいたします。
 以上です。

発言情報

speech_id: 120804858X00620220510_012

発言者: 西銘恒三郎

speaker_id: 23374

日付: 2022-05-10

院: 衆議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会