杉田水脈の発言 (内閣委員会厚生労働委員会連合審査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○杉田委員 ありがとうございます。
やはり祖父母というのが子育てにおいては非常に重要な役割を持ってくるというふうに考えております。
これからちょっとそれを説明してまいりたいかと思うんですけれども、これまで他国の子育てをいろいろ見てきた中で、それぞれの国には伝統的な子育てというのがあることを知りました。
例えば、フランスは、貴族を中心に、子育ては親本人が行わず、乳母がその役割を担っていたんだそうです。フランスでは、現在もその名残があり、乳母というのが国家資格になっており、認定保育ママと呼ばれています。約二百四十万人いる三歳以下の子供のうち、公的な保育を受けているのは約百四十万人です。そのうち保育所に入っているのは三二%で、何と五八%は認定保育ママを利用しているのだそうです。
では、日本の伝統的な子育てとは、どんな子育てでしょうか。私は、これは祖父母による子育てではないかと考えます。
これはキッズいわき・ぱふ代表の岩城敏之氏の講演でお聞きしたお話ですが、かつて、農耕が主な産業だった日本において、女性は、結婚して子供を産んでも、今の産休と同じぐらいの期間体を休めて、すぐ畑仕事などの農作業に出ていました。では、どのように子育てをしていたのか。それは、農作業を引退した祖父母が子育てに参画していました。
近年では、地方から東京に進学や就職で出ていくのは、男性よりも女性の割合が多いと言われています。言うまでもなく、東京の合計特殊出生率は、四十七都道府県の中で最低で、一・一二。東京の一極集中は、少子化も推し進めています。
地方で子育てをしていれば、例えば自分の両親が近くに住んでいる、若しくは旦那さんの両親が近くに住んでいるという形で、両親の手をかりた子育てがしやすいということです。ただ、東京に出てくると、なかなか両親の手をかりた子育てというのが難しくなってくる、そういうことなんです。そういう中で、やはり、地方では、結婚して子育てをする方は大体子供二人、三人と産んでいるような方が多いんですけれども、東京は、どうしても少子化が進んでしまうということではないかと思っています。
なので、祖父母の手をかりる子育てをもっと推進する、例えば住宅政策で同居、近居を推進するなど、これは地方の自治体によっては既に取り組んでいるところもあるんですけれども、こども家庭庁の中でもしっかりとこの部分を推し進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。