前川清成の発言 (法務委員会)
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○前川委員 大臣は、鳩山邦夫法務大臣の下で政務官をなさっております。私も、二〇〇七年当時、参議院の法務委員会におりまして、鳩山大臣とは様々な議論をさせていただきました。
鳩山大臣は、私がそれまで議論させていただいたほかの法務大臣の方と違って、紙頼みではなくて、官僚の答弁書を朗読するという答弁ではなくて、その都度、御自身のお言葉で議論していただいたと思います。私たちも、その誠意に応えて、重箱の隅をつついたり、揚げ足を拾ったり、そんなことはしなかったつもりでございます。
是非、大臣にも、大物の対応を期待申し上げているところでございます。
それで、今、階議員から予備試験の問題がございました。私も、ちょっと質疑の順序を変えて、この予備試験の問題を大臣にお尋ねしたいと思います。
階議員からもお話がありましたけれども、予備試験の合格者の司法試験合格率は九三・五%で、法科大学院卒業生の司法試験合格率は三四・六%です。予備試験に通った方であれば、ほぼ司法試験に通る。これはちょっと異常かなと。
なぜ予備試験の合格者の方はこれほど本番、司法試験に通るかというと、予備試験の合格率が僅か四・二%しかないんです。
予備試験というのは、法科大学院ができたときに、原則三年間、法科大学院に学ばなければならない、国立大学でも一年間に八十万円、私立大学だったら一年間に百三十万円お金がかかってしまう、そういう経済的に厳しい立場にある方についても法曹への道を閉ざさない、こういう趣旨で予備試験という制度が設けられたと思います。
それにもかかわらず、その経済的に厳しい立場の方が一生懸命勉強をして予備試験を受ける、しかし、その合格率が四・二%。これは余りにもその経済的に厳しい若者たちに対して酷なのではないかと私は思います。
この点、先ほど、アプローチとして、大臣は、法科大学院の卒業生の合格者を増やすというふうにおっしゃいましたけれども、私は、そうじゃなくて、予備試験の合格者を増やせばそれで済むことじゃないのかな、こう考えるんですが、いかがでしょうか。