尾身朝子の発言 (予算委員会)

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○尾身委員 ありがとうございました。
 終戦直後、一九四六年の総選挙で、初めて三十九名の女性議員が誕生しました。そして、昨年の総選挙で当選した女性議員は、与野党合わせて四十五名です。この七十六年でたった六名しか増えていないのです。
 私は、全ての意思決定に女性の視点をと、あらゆる場で働きかけています。本日、私は、四十五名の衆議院女性議員を代表するつもりでここに立っています。有権者の五二%を占める女性の声を的確に代弁できるのは、我々女性議員です。また、女性議員でなければ気づかないことがあります。せめて意思決定に女性の声を確実に反映させることが、今できる最善のことと信じています。
 あらゆる組織に多様性が実現することでイノベーションを起こし、社会変革が生じ、生産性も上がります。そのためにも、真の女性活躍社会の実現が不可欠です。この第一歩が国政の場で女性議員を増やすことであると確信しています。そして、それは、女性のためだけではなく、国益に資するものなのです。
 米国の研究では、男女均衡の意思決定は政治決定の正当性を高めると報告され、英国では、女性リーダーが起こす変化について、民主主義の質が向上し、女性に関する政策が改善し、ケアに関する政策が前進すると結論づけています。
 私たちは、優しさと強さを併せ持ち、強い覚悟を持って臨んでいきます。
 野田男女共同参画担当大臣にお伺いします。
 国政における女性議員の現状について、この七十六年間、議員数を増やすことができなかった要因は何だと思われますか。また、全ての意思決定の場に女性の意見が反映されるようにするにはどうしたらよいとお考えでしょうか。御見解をお聞かせください。

発言情報

speech_id: 120805261X00620220131_027

発言者: 尾身朝子

speaker_id: 25655

日付: 2022-01-31

院: 衆議院

会議名: 予算委員会