尾身朝子の発言 (予算委員会)
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○尾身委員 ありがとうございました。
紆余曲折の末に成立した政治分野における男女共同参画の推進に関する法律が施行後に行われた昨年の衆議院議員選挙の結果は、与野党合わせて女性議員四十五名、これが現実です。この状況を抜本的に打破するためには大胆な改革が必要です。今こそ、この現状を強い力をもって変えなければ、世界の潮流に更に大きく後れを取ります。
フランスでは、一九九九年に、当時のシラク大統領が憲法を改正してまでパリテ条項を追加し、各政党に候補者の男女比率を同じくせよと義務づけました。その結果、下院の女性議員比率が約一二%から現在は三九・五%となり、世界百九十か国のうち二十七位、G7の中では一位となりました。それに比して、我が国は百六十八位、G7の中で断トツの最下位なのです。このまま何もしなければ、この先二十年後も三十年後も何も変わりません。
しかしながら、リーダーの覚悟で社会は変えられます。私は、そのような政治のリーダーシップが日本でも絶対に必要だと考えています。
そこで、岸田総理にお伺いします。
政治主導により、フランスのパリテ法に匹敵するような、女性議員を増やす実効力のある法律が必要だと思いますが、総理の御覚悟のほどをお聞かせください。