石井正弘の発言 (予算委員会第七分科会)
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○石井副大臣 金城議員の質問にお答えをいたします。
二点、御質問をいただきました。
まず、一点目でございます。
海洋温度差発電につきましては、天候、時間帯によらず安定した発電が可能でありまして、将来的な活用可能性が期待されているものと、議員の御指摘もございましたけれども、私もそのように承知をいたしております。また、お地元では、発電に使用した海洋深層水の水産業への活用など、地域経済の振興効果への期待もあるものとお聞きしているところであります。
経済産業省といたしましては、平成二十六年度から平成二十九年度までの間、NEDOを通じまして、沖縄県久米島の実証設備を活用いたしました海洋温度差発電の実現可能性調査に加えまして、熱交換器や発電性能の検証等を行うための実証事業を実施してまいりました。実証結果からは、実用化に向けては、引き続き機器、設備の低コスト化等の面において課題があるとの評価を受けたものと承知をいたしております。
経済産業省といたしましては、再エネの最大限導入に向けまして、御指摘の海洋温度差発電も含め、コスト低減や多様な新技術の実用化等に資する研究開発、実証等の取組を支援してまいりたい、このように考えております。
次に、二点目の御質問であります。
地域の特性を生かしました地域経済の活性化を図るため、経済産業省におきましては、地域未来投資促進法によります支援策を措置いたしているところであります。具体的には、都道府県と市町村が策定いたしました基本計画に基づいて企業が策定をいたしました事業計画を都道府県が承認した場合、当該企業に対しまして設備投資減税等の支援策を講じているところであります。
沖縄県と久米島町は、基本計画におきまして、海洋深層水を活用したクルマエビや海ブドウの養殖などを地域の重要産業として既に設定しておられるところでありまして、これに基づく企業の事業計画が沖縄県により承認され、所要の要件を満たせば、地域未来投資促進法に基づく支援策が利用可能となるところであります。
経済産業省といたしましては、県や町とともに、久米島町における海洋深層水を活用いたしました取組をしっかりと後押しをしてまいりたい、このように考えております。