鶴岡路人の発言 (外交防衛委員会)
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○参考人(鶴岡路人君) ありがとうございます。
全体として、ロシアが強い姿勢に出たとしてもアメリカの反応というのは弱いんではないかと、そういう印象をロシアに与えてしまったのは事実だと思います。
ですから、それはその十二月になってからのこの米軍は送らないんだという発言のみではなく、やはり昨年六月のジュネーブでの米ロ首脳会談等々、様々なものを通じてアメリカは強く出てこないんではないかというメッセージが伝わってしまったんだろうと思います。ただ、その米軍を送らないというのも、やはり当然、あそこまで明確に言う必要はなかったというのも事実だと思います。
ただ、その全てのオプションがテーブルの上にあるという言い方をしていれば抑止ができたかと言われると、この点に関しては私は非常に懐疑的です。
ただ、この米軍を送るという話は、これ地上部隊というイメージなんだと思うんですね。ですから、この地上部隊を送る以外に様々な直接的な関与の方法はあるということです。ですから、今回、化学兵器がもし使われたような場合には空爆やミサイル攻撃が考えられるわけでして、それは米軍を送らない、地上部隊を送らないということと両立し得るんだということだと思います。